【これでも花です!大磯町高麗山にて】

5/26(日)実施予定の地図読み教室のコース選びのため、大磯町高麗山から湘南平にかけて歩いてきました。

 

大磯は昔から避寒のリゾート地だけあって暖かい!

季節が一歩先取りしている様子で、春の花がたくさん咲いていました。

その中で、ところどころで目立ったのが、右の写真のような大きな切れ込みの入った濃い緑の葉のもりあがり。

 

よく見ると、葉の上に細長い紐のようなものが伸びています。

 

 

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【おすすめの植物図鑑は?】

よく聞かれるご質問ですので、回答を載せてみます。

 

図鑑を使ったことがある方ならお分かりになると思いますが、『これ1冊で全部OK!』と言える図鑑は残念ながらありません…。

少なくとも3冊以上はお持ちになることをおすすめします。

 

●ご自宅用…日本全国の植物を全て網羅しているような分厚くて重たい図鑑。牧野植物図鑑のような図鑑は重たくて大きく、野外へ気軽に持っていけませんので、帰ってきてご自宅で読んでみる用ですね。ただし値段が非常に高いので、図書館を利用してもいいかもしれません。

●野外用…文一総合出版から出ているような樹木、冬芽、野草などジャンル限定のハンドブックタイプ。薄くて小さいので気軽に持っていけますね。ただし『薄くて小さい』=『情報量不足』なので、ご自宅用図鑑を参照する必要があります。

●ご当地限定図鑑…ほおずき書籍から出ている、『花かおる●●』シリーズなど信州地域限定の図鑑、JTBパブリッシングから出ている『大人の遠足』シリーズの高尾山や尾瀬など有名な自然公園の地域限定図鑑、もしくはその地域の博物館が出している図鑑(冊子)がよいでしょう。博物館発行の本は博物館に直接問い合わせれば、大抵は通販で買えます。

●見分け方図鑑…上記の図鑑は科で分かれていることが多いですが、最近は葉の形や花の色、生えている場所で調べられるものなどバリエーションが増えてきました。また一見似ている植物を比較紹介しているものもあるので、植物に関心はあるけれどどうやって種類を調べたらよいかわからないという方にはおすすめです。

 

図鑑はいつも手元に置いてすぐ読める状態にしておくといいですね。

また、一度覚えた植物のページに見つけた日と場所をメモしておくと、ご自分の『フェノロジー』ができてきますよ。

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【吾妻渓谷の紅葉・黄葉】

11月3日に歩いてきました。

今年の夏は暑かったので、紅葉する前に枯れてしまっている葉っぱが多く、全体的に鮮やか、というのではありません。

ただし、例年に比べると紅葉ピークが一気にくるというよりは、場所により長い期間を楽しめるのではないかという感じがしました。

吾妻渓谷の中を歩くのは階段を下りて鹿飛橋を経由して山道を歩かなければなりませんが、右の写真の旧国道145号線(一般車両と自転車は通行不可)の歩道を歩くだけでも吾妻渓谷を見下ろせますし、両側の切り立った岩の紅葉を楽しめますよ。

一部ですが下に吾妻渓谷の葉っぱの写真を載せます。写真をクリックすると説明が出ます。

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【ちょっと歩いただけでも…たくさんの木の実】

吾妻渓谷のハイキングコースの入り口にあたる、東吾妻町天狗の湯から猿橋に至るまでの徒歩約10分間の車道は静かな散策コースです。

車はほとんど通らず、平坦な道なので、どなたでも気軽に歩けます。

今回は雨だったので渓谷には入らず、この道を歩くだけにしました。

歩いていくと今は木の実盛り、とでもいうのでしょうか、いろんな種類の木の実に出会えました。

エゴノキの実→

 

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【まだまだ見つかります 吾妻渓谷の花】

猛暑の街中を逃れて、吾妻渓谷を歩きました。

吾妻渓谷は水が流れていても空中湿度が低いので、真夏でも汗がだらだら流れることもなく、ゆっくり歩けば涼しさを感じられるのがうれしいですね。

渓谷を横切る沢がいくつもあるので、その沢に立てば爽やかな風が吹き、いつまでもそこにいたくなります。

今回は、7月の中旬にあまり来たことが無いので、今まで気づかなかったであろう植物をさがしにやってきました。

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【自然を復活させるとは】

5月下旬、吾妻渓谷の北側にある、野反湖に行ってきました。

「湖」とはいっても、もとは湿原だったのを、新潟県側に電気を送るため、発電用のダム湖がつくられています。

ここは標高約1,500m。5月下旬だというのにまだあたりは冬の感じ、新緑はこれからです。

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【地面に落ちていたものは~ ツグミの静かなお食事】

14日の地図読み教室の下見で東高尾山稜を歩きました。

細い尾根なので、足元を見ながらあるいていると、黄色の小さな植物片がたくさん落ちています。

あまり人に踏まれた様子もないようです。

ということは、落ちてきたばかり?

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【吾妻渓谷のコケ】

八ッ場ダム予定地、群馬県吾妻渓谷のコケの観察会に行ってきました。

コケの豊富さで有名な奥入瀬渓流や北八ヶ岳と異なり、吾妻渓谷はあまり空中湿度が高くなく、比較的乾燥した環境なので、あまりコケは多くないのですが、いくつも沢を越えていくので、湿った環境や乾燥した環境に生えるコケといくつもの種類が見られます。

講師の先生によると、コケを観察するのにおすすめな時期は葉が少なくなった晩秋や春先なのだそうです。夏は他の植物が繁茂しすぎてコケが見えなくなってしまうのだとか。

コケの観察会は、ほとんど歩きません。皆さんすぐに立ち止まってルーペでのぞき込むので、この日は渓谷を半分も歩けませんでした。 

それでも距離にして約500mの山道の間に40種類以上のコケが見つかりました。

 

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【ここには生えてなかったのに】

観察会の下見で日影沢林道から小仏城山に登りました。

9月にこの道を通るのは、3年ぶりのことです。

日影沢林道の一般車通行止めのゲートより下は、9月になるとナギナタコウジュとツリフネソウが多かったのですが、今回、この花が沢山あることに気づきました。

ジャコウソウです。

 

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【森のお魚発見!_吾妻渓谷】

群馬県東吾妻町吾妻渓谷にて。

秋にしか見られない、お魚です。
目玉は一つでなく複数ついている個体もあります。
このまま冬を迎え、翌年春にはこの目玉からまた新しい生命が生まれます。

※※※※もっと知りたい、という方へ※※※※
イヌブナハボタンフシ と検索してみてくださいね!

 

 

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【ご当地樹木図鑑】

2010年秋に群馬県吾妻渓谷の木の葉を押し葉にして、カラーコピーをとって以来、各地の木の葉を集めるようになりました。
種類が分かれば自分だけの"ご当地樹木図鑑"になってしまうんですよ。

集めていくと同じ地域でも場所によって木の種類が違うことがわかってきます。

 

【やり方】

  1. 気に入った葉っぱをシワにならないように本などに挟む。
  2. 麓のコンビニエンスストアに急いで行く。
  3. コピー機のガラス面を柔らかい布でそっと拭いて汚れをとる。
  4. 葉のウラを上にして並べて1枚コピー。
  5. 順番を崩さずオモテにして再度1枚コピー。
  6. コピー終了後、ガラス面などに泥やほこりなどついていないか確認。
  7. 葉っぱをしまい、帰り道ははさんだ本を座布団代わりにして座ると早く押せる。
  8. 帰ったらすぐに葉っぱの種類を葉っぱ専門図鑑で調べる。
  9. 取った葉っぱは白い紙にテープで貼る。
  10. カラーコピーを9.と一緒にファイル。

葉っぱの種類を調べるのは、すぐにやってくださいね。

生えている毛が決め手になることが多いので、毛が寝てしまうと識別しにくくなります。
春は秋に比べて葉っぱの中の水分が多く、すぐ変色してしまうので、スピードが勝負です。

 

[注意]「わー、この葉っぱキレイ!」

欲ばってたくさん拾ってきてしまうと、コピー機を待っている方が並んでいるかもしれないので、考えて拾うことも大切ですね…。

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【ムササビの夏ごはん_高尾山】

夏の終わりの高尾の森はグレープフルーツのような爽やかな香りが漂います。
その香りの出どころはこれ。
カヤという木の実がたくさん落ち、何かにかじられたような
歯型がついています。
この時期のカヤの実の中の種子はムササビのごはんになります。
毎年食べに来ているようですよ。

岐阜の方ではカヤにチョコレートをまぶしたお菓子が売られているとか。
人間も美味しいカヤの実、ムササビも美味しく感じているのでしょうか。

 

 

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【たまには違うところへ ~仙台市太白山自然観察の森~】

仙台の太白山自然観察の森に行ってきました。

林の下が鮮やかなピンクになっています。
何だろう?これ?東北って植物が関東と違うし、何だろう??
と思って上を見上げると、トチノキが咲いていました。
ピンクはトチノキの花が落ちた跡だったんですね。
落ちた花を拾ったら大変上品な香りがしました。

太白山自然観察の森は無料のガイドツアーがあります。
分かりやすくのんびりしたガイドで、リピータさんも親切に教えて下さるので、初めての方でも楽しめます。

リピータの家族連れが何組か参加していて、お子さん方が初めての参加者に可愛く説明してくれました。

仙台駅からバスが出ていますので、お近くにお寄りの際は行かれてみて下さいね。

 

 

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【数年に一回しか満開にならない木_吾妻渓谷】

マメ科のユクノキ(雪の木)の花。

 

花期は梅雨の時期ですが、数年に1回しか満開にならないそうです。

渓谷のゆるやかな斜面に生えるので、植林で伐採されることが多く、神奈川県では既に絶滅したことが分かっています。高尾山には何本かあるのは確認できていますが、花は見たことがありません。

 

分布の北限は群馬県吾妻渓谷とのことで、以前から木の場所をチェックしておいて、6月になるのを楽しみにしていました。

吾妻渓谷沿いの国道145号を歩いていくと、対岸の渓谷の斜面が白く見えます。

よく似たニセアカシア(ハリエンジュ)の花も同じ時期ですが、白さが全く違います。

双眼鏡でのぞいてみたら、ユクノキで間違いありません。その名の通り、本当に雪のようでした。

 

今まで同じ時期に歩いても気づかなかったのは、やはり満開になっていなかったからなのでしょう。

来年はどうなるでしょうか。

 

 

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