【全身白ですが、これでも草なんです】

宮城県は大崎市にある鳴子峡を訪れました。

現在、鳴子峡の遊歩道は土砂崩れのため通行止めになっており、殆ど水に近づかず森の中を歩く大深沢遊歩道があります。今回はここをゆっくり歩きました。

鳴子峡は紅葉の絶景で知られますが、全身が緑に染まるような新緑の時期もまたいいものです。訪れた日は雨でしたが、森が雨水をしのいでくれ、快適に歩けました。

 

歩いていると、緑の中にひときわ輝く白いかたまりがあります。

近寄ってみると、「ギンリョウソウ」の一群でした。

キノコと間違える人も多いと聞きますが、これでもれっきとした花で光合成はせず、菌類に寄生して生きる植物です。

じっと見ていたらうつむいた花にマルハナバチが潜り込んでいきます。

ハチが来るなら蜜があるのかなと思い、小指を花につっこんで舐めてみると甘い!ハチが来るのも頷ける甘さでした。

東京近辺でも生息し、梅雨の時期に開花しますので、探してみてくださいね。

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新緑に映える赤い滝

草津温泉の東外れにある、「嫗仙の滝(おうせんのたき)」。

岩肌が赤いので有名です。

川の水に鉄分が含まれていて、赤くさびたような色になるのだとか。

滝をよく見ると、真ん中の上の沢から流れる筋の脇に、途中の岩の小さな穴から水が流れているところが何か所かありました。

横向きの大きな黒く見える2つの穴はもしかすると以前水が流れていたあとかもしれませんね。

草津温泉バスターミナルから徒歩1時間半かかりますが、草津温泉にいらしたときは是非寄ってみてください。

 

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【こんなところにひっそりと… 一等三角点】

神奈川県大磯町と平塚市にまたがる高麗山(こまやま)一帯。いくつもの小さな山が連なり、標高は約200mと低いのですが、海沿いの東海道線側からかなり目立つ山並みです。

湘南平から高麗山に向かう尾根道を歩いていくと、地元の方が森林整備されている場所があり、藤色のアキノタムラソウやトリカブト、ピンクのタイアザミなど秋の花々のお花畑のようになっていました。

 

一休みしようと腰を下ろす場所を探したら、大きなエノキの木があり、その横には『一等三角点』の看板が。

 

 

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【たまには違うところへ 足尾の山の緑の復元】

約10年ぶりに、足尾銅山の鉱毒事件で有名な栃木県足尾に行ってきました。

 

記憶にある足尾の山は草木も何も生えない、荒涼とした風景で、植樹ボランティアの活動が活発なのは知っていましたが、『ここが緑の山になるなんて生きている間には見られないだろう』と思っていたのですが、今回行って大変驚きました。

緑の面積が増えている!

 

 

 

 

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【ここにもいた!観音開きのドアのある巣をつくるクモ】

神奈川県大磯町の湘南平に登ってきました。

大磯駅から丘陵地にある住宅街の中を歩き、森に入っていきます。

雨の予報が出ていたためか、ハイカーが少なく、大変静かな早春のハイキングとなりました。

登っている途中、ふと横の土崖を見ると、右の写真のような穴が空いています。

「カネコトタテグモ」の古巣(空き巣ならぬ空き家)です。穴の周りが白く見えるのは糸でかがられているためです。

このクモは土の中に巣をつくり、入口に観音開きのドアをつけ、普段はそのドアを閉め、中から獲物となる虫が歩いてくるのを待ちかまえます。

虫が来るとさっとドアを開け、中から虫をひきずりこむという訳です。

住宅地に近いところですと、このような土崖は防災上コンクリートでおおわれてしまうことが多いためか、このクモを絶滅危惧種に指定している都府県もあります。

 

さて、下の写真では、どこに巣があるか分かりますか?

 

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【40年来の謎が解けた ~真鶴町立遠藤貝類博物館~】

ずっと行ってみたかった、真鶴町立遠藤貝類博物館。

真鶴が生んだ貝類研究家遠藤晴雄さん(1915~2006)が収集された貝を全て収蔵、素晴らしいコレクションを誇ります。

展示室は「真鶴・相模湾の貝」、「日本の貝」、「世界の貝」と3つに分かれ、海だけでなく、カタツムリなど陸の貝類の展示、随所に貝の豆知識展示があり、貝合わせ遊びや細密画体験コーナーなどがあって飽きることがありません。

入館しなくても、博物館入口の前に学芸員実習に来られた学生さん制作の標本や漂流物の展示が充実しており、時間の無い方でもどなたでも気軽に楽しめるし、また入館促進になっているのが良かったです。

 

たくさんの貝の形の面白さや色の美しさにひかれ、写真撮影可能とのことでしたので、

電池がなくなってしまうぐらい撮っていたら、見たことのある貝がいくつかあります。

子どもの頃、親戚からもらった貝の詰め合わせにあった貝。

世の中にはきれいな貝があるんだな、と飽かず眺めていたのを思い出しました。

お土産ですから名前や産地などは書いておらず、40年以上も種類が分からなかったのですが、

写真のイチゴナツモモガイ、サオトメイトヒキマイマイ、ハートガイ…など。

思いがけない再会でした。

 

 

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【たまには違うところへ ~仙台市太白山自然観察の森~】

仙台の太白山自然観察の森に行ってきました。

林の下が鮮やかなピンクになっています。
何だろう?これ?東北って植物が関東と違うし、何だろう??
と思って上を見上げると、トチノキが咲いていました。
ピンクはトチノキの花が落ちた跡だったんですね。
落ちた花を拾ったら大変上品な香りがしました。

太白山自然観察の森は無料のガイドツアーがあります。
分かりやすくのんびりしたガイドで、リピータさんも親切に教えて下さるので、初めての方でも楽しめます。

リピータの家族連れが何組か参加していて、お子さん方が初めての参加者に可愛く説明してくれました。

仙台駅からバスが出ていますので、お近くにお寄りの際は行かれてみて下さいね。

 

 

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