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【国土地理院地形図の道が必ず正しいとは限りません】

11月17日の地図読み教室の午後に歩くコースで、高麗山の山頂からの下山路は実際に行ってみると複数ありますが、国土地理院の地形図には1本しか記載されていません。

しかも標高130mから50mまではかなりの急傾斜です。

こういう地図を見るとこのコースは降りるのに危ないと思ってしまいますが、ハイキングコースが整備されている山の場合は、たいてい急な斜面にはジグザグに道が付けられていますので、まっすぐに降りることはめったにありません。

 

「地理院地図」https://maps.gsi.go.jp/#16/35.323161/139.326360/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

何故このような記載になるかというと、国土地理院では実踏ではなく、空中写真からコースを判別するのだそうです。

ただし市販の登山地図が出るような、人気のある山域ですとハイカーの方々から国土地理院へ訂正依頼が多くなるとのことですので、地形図の更新頻度が高い山域ほどコースはより正確に記載されることが多くなるそうです。

11月17日の地図読み教室では、高麗山からの下山路が地形図のどこを通るのか確かめながら下山します。

ぜひご参加くださいね。