写真をクリックすると、説明が出ます。
【ムササビ】
巣は大木の自然にできた穴やキツツキが空けた穴、神社仏閣民家などの古い木造建物。
天敵のテンやフクロウの仲間に狙われやすいので、一個体で巣は複数持っているそうです。
この木はサワグルミの木です。枝が落ちたあと樹洞になったと思われます。
夜行性ですが、昼間もたまに巣穴から顔を出すこともあります。今回は顔を出しているところに偶然に出会いました。
ムササビが今後もずっと住んでいくためには、一年中色んな種類の木の葉や花、実が食べられて、住みかとなる大木や木造建物があり、木から木へ飛び移れる環境があること。
ダムの工事中も後も、どうなるか見守りたいです。
【ニホンカモシカ】
5月の新緑の中、吾妻渓谷で出会ったニホンカモシカ。
20mくらい離れて小柄な個体だったので、子どもかと思いましたが、角の年輪を見ると5歳以上でしょうか。
カモシカはオスもメスも角があります。
吾妻渓谷周辺ではよく見かける動物です。
カモシカは切り立った崖でも登れるので、吾妻渓谷のような急峻な地形の環境でも適応できるのですね。
※吾妻渓谷の最新の自然情報は「blog」でお知らせします。
【吾妻渓谷周辺の温泉】
写真をクリックすると、説明が出ます。
【吾妻渓谷へのアクセス】
[東京方面から]
・高崎駅からJR吾妻線各駅停車で岩島駅下車、国道145号を草津温泉方面へ徒歩約1時間(関越交通バスは午後に数本)。
・関越自動車道_渋川伊香保ICから車で約1時間。
※吾妻渓谷内の山道は危険防止のため毎年12月~4月頃は通行止ですのでご注意ください。
【吾妻渓谷の歩き方】
JR岩島駅か道の駅あがつま峡から国道145号を西に歩くと進行方向左手に美しい渓谷が見えてきます。
JR岩島駅、郷原駅、群馬原町駅からは本数はわずかですが、道の駅あがつま峡(天狗の湯バス停)まで関越交通のバスがあります。
※GWと10月下旬から11月中旬まで、JR岩島駅から期間限定の吾妻渓谷シャトルバスが出ます!
[山登りの苦手な方]→国道を歩いて行くだけでも吾妻渓谷の雄大な景観を楽しむことができます。東吾妻町と長野原町の町境で歩行者通行止になっていますので、そこでUターンしてください。
(東吾妻町観光協会のマップも最新のコース情報が載っているのでご参考になさってください)
[山道を歩きたい方]→国道145号から朱色に塗られた鹿飛橋に降り、そこから渓谷の山道を上流側に登り、見晴台(小蓬莱)までを往復してください。崖の中腹につけられた山道ですので、落石に注意しましょう。
道が大変狭く、よそ見しているとすれ違いの際危険です。すれ違う時は、崖側ではなく、必ず山側に立ち止まってくださいね。
↓下の地図は拡大できます。任意の場所をクリックしてみてください。↓
↓下のストリートビューでは2014年まで通行可能だった吾妻渓谷沿いの国道145号の様子(2012年8月撮影)を見ることができます。↓
【安全な吾妻渓谷ハイキングを楽しむために】
[装備]
・両手が空く格好。ヒールやブーツ、サンダルではなく、スニーカーなど山を歩ける靴で。
・山の中には自販機が無いので、弁当飲物持参。
・天気予報が外れることが多いので、雨具必携。
・コインロッカーや荷物預かりは無いので、荷物はコンパクト&軽量で。
[トイレ]
・国道145号の蕎麦屋前、東吾妻町と長野原町の町境(冬季閉鎖)、十二沢パーキング、道の駅あがつま峡に男女別で有り。
[食堂・売店]
・道の駅あがつま峡、パン屋(JR吾妻線岩島駅~道の駅あがつま峡)、蕎麦屋(JR岩島駅前、道の駅あがつま峡~鹿飛橋)
[携帯電話]
・切り立った渓谷の中の道は携帯電話がつながらないことが多いので、"機内モード"にしておくと電池の消耗が少ない。